最低賃金が改定されます。全国平均は25円上昇の848円で、昨年度と並ぶ最大の引き上げ額となりました。最高額は東京都の958円で、最低額は高知県など8県の737円。
アルバイトやパートが多い中小企業にとっては、人件費が増えて負担がのしかかるという問題もある他、扶養控除の枠の中で働いている人にとっては、税金などが増えたりしないよう、年収103万円などの枠内に抑えるために、働く時間を減らす⇒人手不足という事もあり得ますので気をつける必要があります。
最低賃金とは
最低賃金制度とは、最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。
最低賃金の種類
最低賃金には、各都道府県に1つずつ定められた「地域別最低賃金」と、特定の産業に従事する労働者を対象に定められた「特定(産業別)最低賃金」の2種類があります。
「特定(産業別)最低賃金」は「地域別最低賃金」よりも高い金額水準で定められています。