世界的に、気候変動によって年々強まる夏の暑さは、旅行者の動向を変える可能性があるとの声もあります。
日本でも豪雨や猛暑の影響で、個人旅行を中心に動きが鈍くなっている地域も出てきました。8月に入って全国一の暑さとなった福井県の海水浴場では、4年ぶりに感染症対策や人流制限なしの海開きとなりましたが、暑すぎる気温が海水浴客の足を遠ざけたそうです。
【猛暑対策、アメリカでは「酷暑保険」も登場】
これから猛暑対策は観光産業発展の要の一つになります。各自治体で行われている猛暑対策事業などとうまく掛け合わさり、観光産業や自治体が活性化していくことを期待したいですね。
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米国の気候技術スタートアップのセンシブル・ウェザー社は、猛暑で休暇が台無しになった場合に補償する保険を開発。同社はすでに、長雨でビーチでの休暇が損なわれた場合、スキー旅行で雪が降らなかった場合に補償金を支払う商品を販売。日本でもそのような保険が登場する日が来るかもしれませんね。
参考:「内閣府ホームページ景気の現状に対する判断理由等」「福井テレビ」「トラベルボイス」